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釣り糸の世界に新基準を確立させたライン
シルバースレッド
釣具の3大革命と呼ばれる物としては、ベイトリールでのクラッチ機構の開発、カーボン素材の開発、そしてナイロンラインの開発が上げられる。どの要因もそれまでの釣りを大きく変えることが可能となった、夢のような出来事なのです。そもそもナイロン素材が発見されたのが1938年のこと。それが釣具の世界で使われるようになるのは1950年代に入ってからです。その釣り糸の世界に次なる大きな変化が起きたのが、1985年のシルバースレッドの発表でした。それまでの釣り糸は、片側が上がれば片側が必ず下がるシーソーのような物で、強度を上げようとすればショックに弱くなるし、耐摩耗性を上げれば、その結果としてラインが堅くなってしまうというものでした。この相反する要因を克服するために使われたのが共重合ナイロン素材。細くて、強く、そして柔らかい。シルバースレッドは、その上で、耐摩耗性に優れているのですから、アングラー達の夢のラインとして大きく注目を浴び、ラインの新革命と呼ばれるほどでした。そして、シルバースレッドが発表される直前の10年間ではあまり見ることが出来なかった新しいラインの開発は、一変して新ライン開発へと拍車をかけていったのです。
ちなみに、日本市場で見るシルバースレッドは、日本というフィールドに合わせて、糸径や柔らかさがベストマッチとなるように設定され、製造元でもあるユニチカファイバー(株)から発売されているものです。(ヒロ内藤)
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